
母子分離不安は、母親との間に絆が形成されてはじめて生じる不安です。
そのため、愛着心を持つ家族と引き離されると非常に強い不安や恐れを感じてしまうのです。
悲しみ・集中困難・引きこもり・自分や家族に起こりうる危険に対する過剰な恐れなどを示し、
家以外の場所では眠れない、親から離れない、分離を強要されると怒り場合によっては暴力をふるうこともあります。
分離不安は現れたり消えたりするもので、新しい発達段階や大きな生活の変化によって起こったり戻ったりします。
子どもの気持ちはよく分かっていることや不安に思うのは当然であることを伝え、状況を分かりやすく説明して前向きな態度を示すことが必要です。
楽しいことが待っていることや親は必ず戻ってくることを言い聞かせることが大切です。子どもが気づかないうちに黙って立ち去ることはしてはいけません。
●子どもの気持ちを真剣に受け止める
●親から離れられないことを罰しない
●子どもの自律を促し、生活リズムを整える(スケジュールを設定すると分離不安が緩和)
●自信をつけさせるために小さな課題を与える
●他の子と交流の場を与える
●新しい活動に挑戦させて自立を促す
●愛情と注目を与える
●一人でできたことを褒め、もっとできるように励ます
●独り立ちできるように励まして自信をつけさせてください
●何かをすることを避けるのはすごく不安になっているからだとわかってください
●不安がっているときは怒らずに静かにしていてください
●何を心配しているのか、その心配が本当なのかウソなのかわかるように質問して、自分でわかるように手助けしてください
●少しずつ不安に立ち向かえるような機会を作って励ましてください
●勇気を出して不安に立ち向かっているときに、しっかり見てほめてください
●定期的に両親・本人を含め認知行動療法について話し合ったり、学校でどうしたらいいかアイディアを出し合える機会を作ってください
●役割や責任を持たせて自信をつけさせてください
●不安でどうしようもない時は気をそらせたり安全な場所へ行かせてください
●不安そうなときは「だいじょうぶ」とか言わずに気持ちを聞いてください。どんな不安なのか、現実的な考え方はできないかなど
不安障害の女の子の立場から描かれた読みやすい絵本です。
女の子の語り口調で説明される不安障害。どんなことに不安を感じてしまうのか、どんなふうに捉えているのかがよくわかります。
ストーリーの中にはカウンセラーの先生も出てきて、認知行動療法を一緒に行っていきます。
家族や友達、学校の先生ができる対応法なども紹介されているので、不安障害のお子さんに関わる方にオススメです。
分離不安障害・パニック障害・広場恐怖症・社交不安障害(選択制緘黙)・社交恐怖・全般性不安障害・恣意的外傷後ストレス障害など、さまざまな不安障害が紹介されています。
原因や症状から治療法、周囲の配慮の仕方などについても述べられています。どのように診断されるのか、薬物療法にはどのような薬が使われるのかなど、知っておきたい情報が盛りだくさんです。
愛着障害は、親など養育者との愛着関係が形成されないことにより情緒面で安定せず、対人関係に問題を抱えやすく生きづらいのが特徴です。
そのため親から愛されたことがないように感じてしまいがちで、誰かのせいにしやすい傾向があります。
自己完結型の症状として不安障害・適応障害・選択制緘黙症などが現れ、行動面では家庭内暴力・DV・反社会的行為などがでることもあります。
発達障害の人は多かれ少なかれ愛着の問題を抱えていると言われますが、理解しておくだけでも対応が変わってきます。
愛着障害を治すためのさまざまな方法が紹介されているので、気になる方はぜひ読んでみてください。
感覚過敏を治すことができるのは医者ではありません。子どもの感覚過敏を治すことができるのは親の力です。
首、あご、股関節、足など体の状態をよく観察し、感覚器官を育て、間接的なアプローチを行うことで改善されるかもしれません。