
吃音(きつおん、どもり)は、話し言葉が滑らかに出ない発話障害のひとつです。
言葉の一部を繰り返したり引き伸ばしたり、言葉が詰まってしまったりと滑らかに話すことができない症状が現れます。
吃音に特徴的な話し方として以下の3点が挙げられます。
●音のくりかえし(連発)、例:「か、か、からす」
●引き伸ばし(伸発)、例:「かーーらす」
●ことばを出せずに間があいてしまう(難発、ブロック)、例:「・・・・からす」
※発話の流暢性(滑らかさ・リズミカルな流れ)を乱す話し方を吃音と定義しています (ICD-10, WHO)。
①発達性吃音
吃音の9割は発達性吃音と考えられており、体質的要因(遺伝的要素・子ども自身が持つ吃音になりやすい何らかの特徴)や
発達的要因(身体・認知・言語・情緒が爆発的に発達する時期の影響)、環境要因(周囲の人との関係や生活上の出来事)などにより発症すると言われています。
幼児期に吃音が現れた場合、約7~8割が自然に治ると言われていますが、成人人口の1%に吃音が残るとされています。
・幼児期(2~5歳)に発症する場合がほとんど(小学校以降に発症することもあります)
・発症率(吃音になる確率)は5%程度で、国や言語による差はないと言われています
・男女比は4:1くらいで男性に多いですが、幼児期は男女差はあまりありません
②獲得性吃音
神経学的疾患や脳損傷などにより発症する獲得性神経原性吃音と、心的なストレスや外傷体験に続いて生じる獲得性心因性吃音
があります。どちらも発症時期は青年以降(10代後半~)です。
http://www.rehab.go.jp/ri/kankaku/kituon/